空腹時の口臭を即効改善!今から使える4つの対策と2つの予防策

空腹時の口臭を即効改善!今から使える4つの対策と2つの予防策

忙しい時に食事をするタイミングを逃してしまうと、空腹時になんとなく口臭がしている気がしませんか?

実は空腹時には口臭がきつくなっているのです。

そのような時は、どんな口臭対策をしたら良いのでしょうか?

空腹時の口臭を作り出す2大原因とは?

空腹時に口臭がきつくなってしまうのは主に2つの大きな原因があります。

その原因とは何でしょうか?

唾液が減ると口臭がきつくなる

食事をする時は顎を上下に動かして食べ物を咀嚼するため、唾液の分泌量が増えます。

口の中に唾液があるおかげで、口内は清潔に保つことが出来るようになっています。

唾液には殺菌効果があり口内の細菌繁殖を抑制してくれているため、口臭も抑えることが出来るのです。

しかし空腹時は唾液の分泌量がが減ってしまいます。

唾液が減ると口内の細菌が増加して、口臭の原因となる悪臭ガスを発生するようになります。

これが唾液の減少が原因となって引き起こす口臭です。

口臭の原因は唾液にあった?唾液減少に要注意!対策ならコレ! 口臭の原因は唾液にあった?唾液減少に要注意!対策ならコレ!

胃から発生するガスが悪臭を作り出す

空腹時には、膵臓で分泌される膵液が原因となって、口臭がきつくなってしまうことがあります。

膵液は食べ物の消化の際に必要な物ですが、空腹時には胃に食べ物が無いため、胃で膵液だけが分解されてしまいます。

その際に口臭の原因になるガスが発生してきます。

このガスは胃から血液に取り込まれて全身を巡り、肺で気化されて呼気となり、口臭になってしまうのです。

胃の不調がある人は要注意!ピロリ菌と口臭の関係性

空腹を感じたらコレ!口臭を抑える4つの対策

空腹時には唾液が減ることと、胃から発生するガスにより口臭がきつくなってしまいます。

では、空腹時の口臭対策はとして具体的にどのようにしたら良いのでしょうか?

水分を補給して口内をうるおす

空腹で唾液の分泌量が減り口の中が乾燥した時は、水分をこまめに取ることで口内を潤すことが出来ます。

口内が潤うと唾液の量が増えるので口臭の改善になり、水分が口の中の細菌を洗い流すことにもなります。

この時おすすめの飲み物はミネラルウォーターかお茶です。

ミネラルウォーターは、糖分などの余計なものが入っていないため、水分補給には最適です。

お茶は、カテキンやフラボノイドなどの殺菌成分が入っているため、口臭予防に繋がります。

口臭対策の水分補給におすすめしない飲み物は、甘いジュース類やコーヒーです。

ジュースに含まれる糖分は、細菌のエサになったり虫歯の原因にもなるので口臭予防にはなりません。

コーヒーも、コーヒー豆の粒子が舌の表面にある糸状乳頭に付着して、独特のコーヒー臭がしてしまいます。

またコーヒーに含まれるカフェインは利尿作用があるため、体内の水分を奪ってしまいます。

すると、口の中の唾液の分泌量が減ってしまい口臭の原因となってしまうため、口臭対策の飲み物には適しません。

歯みがきで雑菌の繁殖を防ぐ

空腹時は口内が乾燥するので細菌が繁殖してしまい、口臭がきつくなってしまいます。

歯磨きは空腹時の口臭を抑えるのに有効な方法になります。

食事をして3時間後くらいに1度歯を磨いておくと口内の雑菌繁殖を防ぐため、空腹時の口臭を抑えることが出来ます。

歯磨き粉も口臭予防効果の高い歯磨き粉を使用することがオススメです。

口臭予防のための歯磨き粉は、ドラッグストアなどでは1000円前後とちょっと高めの値段です。

しかし、100円~200円の歯磨き粉と比べてみると、歯磨き後は口の中にネバつきがなくすっきりしていて、歯茎の感触なども全く違います。

口臭予防効果の高さ・効果の持続性・磨きやすさを考えると、口臭予防には値段が張っても質の良い歯磨き粉をオススメします。

おすすめの歯磨き粉
  • クリーンデンタル
  • オーラパール
  • なた豆すっきり歯磨き粉
  • なた豆塩歯磨きプラス
  • ディープクリーン
  • モリンガモイストクリーンブレスプラスアクア
  • プロポデンタルEX
  • コンクールジェルコートF

歯磨きは毎日するものなので、歯磨き粉選びも重要ポイントです。

口臭予防の歯磨き粉を試してみようかなと思う人は、参考にしてみてください。

ガムや飴をなめて唾液を分泌させる

ガムを噛むことは顎を使って咀嚼するので、唾液の分泌を促します。

そのため、口の中の細菌が増殖するのを抑えて口臭予防になります。

この時できれば砂糖の入っていない無糖のガムを選ぶことをオススメします。

糖分が入った甘いガムは口臭と虫歯の原因になってしまいます。

シュガーフリーのガムや、キシリトール配合のハードタイプのガムを両方の歯を使って1回に20分くらい噛むと、唾液の分泌量も増えるので、効果的に口臭対策が出来ます。

間食をして唾液分泌×胃からのガス発生を抑える

もしも空腹時に口臭がしていて何か食べれる状況ならば、少しだけ何か食べて空腹状態を終わらせるのも最終手段としてはアリです。

しかし甘いお菓子など、食べるものによっては他の原因の口臭が発生する可能性もありますので、食後はしっかりと歯磨きをしましょう。

空腹時の口臭は事前に防げる!予防策2選

ダイエット中の人は空腹になりがちです。

ダイエットも無理な食事制限や断食をしている人には、特有の口臭がするのです。

あなたがもしダイエット中の口臭に悩んでいるのならば、以下の方法を実践してみてください。

【朝食抜きの場合】固形物を食べる

無理なダイエットとしてよくあるのが、朝食抜きダイエットです。

睡眠中は何も食べないため必然的に空腹状態になっています。

寝ている間に唾液量が減少するため、口の中には細菌が繁殖しています。

寝起きの口の中は普段の数十倍もの細菌量になっています。

そのまま朝食を抜くとさらに口の中の乾燥がすすんでしまうため、口臭がさらに悪化してしまいます。

寝起きの口臭対策として唾液の分泌量を増やすには、朝食を食べることがオススメです。

食べ物を咀嚼すると唾液の分泌量が増えます。

また朝食には柔らかいものよりも固いものを食べるようにすると、さらに唾液の分泌を促します。

朝食を食べることで朝の口臭は、人が不快に思わないレベルまで抑制されるのです。

【ダイエット中の場合】あわせて運動もする

ダイエット中は、ダイエット臭という口臭がしてしまいます。

ダイエットの時に食事制限だけをしていくると、食事をしないため唾液の分泌量も低下して口臭の原因になってしまうほかにも、糖分が不足して体内が飢餓状態と判断するため、脳が指令を出して体内で糖の代わりになる物質を作り出してしまいます。

これがケトン体であり、このケトン体が悪臭の元なのです。

ケトン体が作られている時は、体の基礎代謝も落ちてしまっています。

ダイエットは食事制限だけではなく、運動をして筋肉量を上げていかねばなりません。

筋肉が増えると基礎代謝量も上がり、リバウンドしにくい体になります。

有酸素運動を取り入れて、基礎代謝を上げながら正しいダイエットをしていくことが大切です。

アセトン臭とは?原因と対策方法を徹底解説!! アセトン臭とは?原因と対策方法を徹底解説!!

空腹時の口臭対策まとめ

空腹時の口臭は生理的口臭で、誰にでも起こる口臭です。

多くの原因は唾液の分泌量が減ってしまうことにあります。

唾液には口の中を洗浄したり殺菌する作用がありますが、唾液の量が減ってしまうと、口の中は細菌が繁殖してしまうのです。

これが空腹時に起きる口臭の原因です。

上記の4つの対策をして生活習慣を改善することで、空腹時の口臭は抑えることができますので、ぜひ実行してみて下さい。