断食中の口臭を消したい!たった1つの対策はコレ!!

断食中の口臭を何とかしたい!たった1つの対策はコレ!!

断食やファスティングといったダイエットが流行っていますが、この期間中に断食特有の口臭がひどくなるという現象が起こります。

しかし、プチ断食や週末断食といった断食方法でも口臭がひどくなる場合があり、断食中の口臭をどうにかしたいという人が増えています。

なぜ断食中に口臭がひどくなるのかというと、断食をする事によって体から毒素が抜けて体内クレンジングができると話題だからです。

断食中の口臭は、この毒素といえるので臭いがとてもきついものになりがちです。そこで、断食中の口臭の対策方法についてご紹介いたします。

断食をしながら口臭を抑えるのは無理?

断食中にはデトックスの過程として体臭や口臭が発生することがあります。体内に溜まっていた毒素が排出されるために口臭がしてしまうのです。

そして体に毒素が溜まっている人ほど臭いが強烈になってしまうのです。

断食による口臭の原因にはこのようなメカニズムがあり、断食と口臭はセットと考えるべきです。

断食中の口臭は口ではなく肺が原因

人は生きていくのに食べ物を摂取します。断食をすると、当然その食べ物が体内に入らなくなってしまいます。

しかし体は生きていくためにエネルギーを欲します。

人間の体は通常、食べ物の中の炭水化物(糖質)を分解して出来るブドウ糖をエネルギーとして利用しています。

ところが断食により炭水化物が体内に入ってこないため、エネルギーが作れなくなってしまうのです。その場合体はどうするのかというと、脂肪でエネルギーを作り出そうとします。

脂肪は脂肪酸という物質に変化し、その脂肪酸の一部が肝臓でケトン体と呼ばれるエネルギーに変化します。

体の中で最も重要な部位は脳です。脳は主に糖からエネルギーを作り出すことが多いのですが、ケトン体は脳で糖質の代わりにエネルギーとなる唯一の物質なのです。

しかし、ケトン体は、とても独特の甘酸っぱいきつい臭いがするのです。

断食中は、このケトン体が体内で大量に作られて、エネルギーとして利用されるのですが、その一部は血液に吸収され体内を巡り、汗として体臭になったり、肺で気化され排出されます。

これが呼吸と共に出てきて口臭となってしまうのです。

【発想の逆転】断食中にできるたった1つの口臭対策とは?

断食をしている時は、食べ物以外からエネルギーを作るため、ケトン体が必ず作られてしまいます。

つまり断食中の口臭は、ケトン体が体内を巡り肺から生み出される臭いなので、歯磨きなど口内のブレスケアでは対策になりません。

そこで重要なのが断食に向けた口臭対策です。前もって口臭対策サプリメントを用意しておくのも一つの手段ですね。

断食に合わせて日程を調整する

断食をしている時は、どうしてもケトン体による口臭が発生してしまいます。

断食を行う日にちは休みの日に合わせるなどして、日程や期間を調節するようにしましょう。

断食中に人と会う約束などは予定を立てる際に組み込まないようにすることも考慮してください。

断食中は口臭の他に、ケトン体が毛穴から汗として出て体臭となってしまいます。これらは独特の臭いを発してしまうので、知っている人や大切な人に会うのはオススメしません。

断食中は出来れば断食以外の予定を入れない方が良いでしょう。

【例外】どうしても人と会う場合はマスクなどを活用

断食期間中に、どうしても日程が調整できずに、人と会わないといけなくなった場合は口臭が出ているものとして、マウスウォッシュでうがいをしたり、マスクをして人と会うなどの対策が必要です。

水分補給を多めにとる

断食中は口が渇いてしまい、唾液が出にくくなってしまっている状態です。

また、口内が乾燥しやすいため口臭もさらにきつくなってしまいます。

どうしても人と会うことになってしまったら、せめて水分をいつもより多めに取って、口内が乾燥しないようドライマウスの対策をしておく事が必要です。

断食はプランニングが命

断食をするとケトン体が作られてしまうために、どうしても口臭や体臭が発生してしまいます。

友人との約束がある、大切な仕事があり人に会わなければならない、スポーツの試合の予定がある、などの時は断食には向かない期間です。断食に望ましい日程としては、週末の断食です。

金曜日に食事の量を減らし始めて、土曜日に断食、日曜日に回復食を食べていく、というプランがオススメです。

断食をするときは口臭や体臭が発生してしまうことを考えて、人に会わなくても良いような日程を調整してから取り組みましょう。