朝からスッキリ!寝起きのきつい口臭を撃退する効果的な対策法

朝からスッキリ!寝起きのきつい口臭を撃退する効果的な対策法

口臭は、年齢・性別を問わず沢山の人が気にしています。

20代~50代までの男女を対象にした臭いの調査では、口臭が気になる臭いNo.1でした。

口臭は自分のも他人のも気になりますが、自分の口臭はどこまで臭っているのかは判断しづらいものです。

しかし自分の口臭も寝起きの口臭はとくいきつい!とハッキリわかる人も多いのはないでしょうか?

朝のきつい口臭は唾液の分泌量の減少にあり!

口臭には生理的口臭というものがあります。

  • 朝起きた時
  • 空腹時
  • 疲れた時
  • 緊張した時
  • 生理中

このような時には唾液の分泌量が減ってしまうため、誰でも生理的口臭が起こります。

中でも目覚めの口臭はモーニングブレスとも呼ばれ、特に口臭はきついのです。

十分な唾液の分泌で細菌の繁殖も抑えられていいる!

口の中には唾液が十分にある状態の時は、唾液の殺菌効果で口内環境は清潔に保たれています。

唾液は口内で細菌が繁殖するのを抑えてくれているのです。

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寝ている時は唾液の分泌が減り細菌が繁殖!

寝ている時には唾液の分泌量が減るため、口の中が乾いてしまいます。

口の中が乾燥すると、口の中の嫌気性細菌などが活発に繁殖し始めます。

寝る前に歯磨きをしていても、口の中に食べカスや舌の汚れが残っている場合は、細菌がそれらをエサにして発酵していき、口臭の原因である揮発性硫黄化合物を沢山作り出してしまいます。

寝起きの口の中は細菌だらけで臭いもきつい!

睡眠中に唾液の分泌量が減り、口の中は乾燥しています。

口の中が乾燥すると、細菌はとても活発に活動し始めて、どんどん繁殖していくのです。

細菌が口臭の元になるガスを発生するため、寝起きの口の中は細菌だらけで、臭いもきついのです。

目覚めの口臭を撃退する効果的な対策方法!

目覚めの強烈な口臭を撃退するには、いくつか方法があります。

効果的な対策方法をご紹介していきますね。

寝ている時の口呼吸を防止する!

寝ている時は、無意識に口呼吸になっている人が多いです。

家族やパートナーから、いびきがうるさい、歯ぎしりがうるさい、と指摘されたことはないでしょうか?いびきをかく人や歯ぎしりをする人は口呼吸になっています。

口呼吸は、口にダイレクトに空気が入ってしまうため、唾液が蒸発してしまいます。

すると唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥してしまうのです。

口の中が乾燥すると、細菌にとってはとても快適な状態になってしまいますのでどんどん繁殖して、口臭の元になる臭いを発するようになります。

口呼吸をしている人は早急に対策をして鼻呼吸が出来るようにしましょう。

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バンソウコウでお口をチャック!

寝ている間は無意識に口呼吸になってしまいます。

口を閉じて、バンソウコウを唇の上に斜めに張り、口を閉じてしまいます。

そのまま眠ると、鼻呼吸をするようになります。

睡眠中に知らずにバンソウコウがはがれてしまうこともありますので、2枚貼るなどの工夫をするのもオススメです。

口にマスクをして口呼吸を抑える!

口呼吸になる人は、鼻炎を患っている人も多いですが、寝ている間は無意識に口呼吸になってしまうことがあります。

朝起きたときに喉が痛い、という人は口呼吸をしている可能性があります。

寝ている時はただでさえ唾液の分泌量が減っているのに、口呼吸をするとさらに口の中は乾燥して唾液が減ってしまします。

口呼吸を予防するためにも、マスクを着用して寝ることはオススメです。

マスクで口だけ塞いで鼻を出しておくと、寝ている間も鼻で呼吸をするようになります。

また万が一マスクをつけたまま口呼吸をしていても、マスクをしていることで口の中の乾燥は防げます。

ドライマウスの予防にもなりますので、口呼吸が気になる人は寝る前にマスクをしてみて下さい。

就寝前に重曹うがいをする!

寝ている間は、口の中が乾燥して酸性に傾きがちです。

重曹はアルカリ性であるため、重曹でうがいをすると口の中が中和するのです。

特に睡眠中は唾液の分泌量が減って、口の中の唾液が少なくなってしまいますので、寝る前に重曹でうがいをすることはとてもオススメです。

また重曹には脱臭効果があり、口腔内の掃除にも効果があるとされています。

重曹でうがいをすると、口臭の元になる舌の汚れも洗い流してくれます。

重曹うがいをする際は、必ず食用か薬用の重曹を使用しましょう。

重曹は500gで500円以下で買えるものが多いため、コストパフォーマンスも良く毎日続けやすいです。

重曹うがいのやり方
  1. 水500mlに対して、食用重曹を小さじ1いれてよく混ぜる
  2. 口をゆすぐようにくちゅくちゅと30秒程度うがいをする

就寝前にはしっかり歯磨きや舌の掃除をする!

寝る前の歯磨きは、睡眠中に大きく影響します。

食べカスや汚れが残っていると、寝ている間に細菌が繁殖してしまいます。

歯と歯の間に食べカスがたまりやすいので、歯ブラシだけでなく歯間ブラシやデンタルフロスなどを使って丁寧に洗浄しましょう。

また舌の汚れも細菌が繁殖してしまう原因になります。

舌ブラシで軽くこすりながら、舌の汚れも落としてから寝るようにしましょう。

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しっかり朝食を取って歯磨きもしっかり行なう!

睡眠中は食べ物を食べることがないので、空腹状態が続いています。

そのまま朝食を抜くと、さらに空腹状態が続いてしまうことになり、口の中の唾液の分泌量が減ってしまいがちです。

また、空腹状態が長く続くと、膵臓で作られる膵液が胃で分解され始めます。

この時独特の臭いを発するのですが、この臭いが逆流して口臭となってしまいます。

長い時間空腹状態にしておくことは、口臭の原因を増やしてしまうので、朝食はしっかり食べるようにしましょう。

もちろん朝食を食べた後は、きちんと歯磨きをしましょう。

起きてすぐに歯磨きをしていても、朝食後は食べカスが付着していますので、丁寧に歯磨きをしましょう。

まとめ

寝起きの口臭は、生理的口臭の一つです。

唾液の分泌量が減ってしまうことが大きく関わっています。

また食べカスを口の中に残したまま眠ることがないように、就寝前の歯磨きは念入りにするようにしましょう。

口臭予防には、口の中を清潔にしておくことと、唾液の分泌量を促して口の中が潤った状態にしておくことが大事です。

日ごろから意識的に口内環境を整るようにして、口臭を気にせずにコミュニケーションが楽しめるようになりましょう。