歯石除去をした後に痛いと感じても心配しなくていい理由はこれ

歯医者さんで歯石除去をしてもらった時に、痛みを感じてしまったことはないでしょうか。

久しぶりの歯石除去で痛みが出る場合、また歯石除去をするたびに痛みが出る場合もあります。

歯石除去で痛みが出るときは、かなり歯石が溜まっていた時です。

歯石は口臭の原因にもなりますので、歯石が溜まった口内からは口臭がしてしまうのです。

歯石を除去したときに痛みがあった、ということは、あなたの息は臭かった可能性が高いのです。

歯石除去の後にくる痛みについて、歯石と口臭の関係について、詳しく説明していきますね。

歯石を取った後に痛む理由

歯の健康状態や口内の状態が良ければ、歯石除去をしても痛みは感じないことが多いです。

しかし、長年歯医者に行かず歯に歯石が沢山付着していたり、歯石によって歯肉・歯茎が腫れている場合は、歯石除去でも痛みを感じるリスクがあります。

歯石除去が久しぶりの場合など、歯には多くの歯石が付着してしまっています。

長い年月をかけて形成された歯石は強固に付着していますので、歯石を取る時に歯の表面のエナメル質も一緒に剥がれてしまいます。

歯石除去で使用される超音波スケーラーは、超音波振動で歯石を砕きながら除去していきますが、この時スケーラーから出る冷却水がエナメル質の薄いところにあたると、しみるような痛みを感じます。

エナメル質が剥がれて薄くなると、熱い飲み物や冷たい飲み物などの刺激が伝わりやすく、歯磨きの時などにもしみるようになるのです。

歯周ポケット（歯と歯茎の間）の奥深くに歯石がある場合は、除去の際に痛みを感じることが多いです。

死守ポケットが深ければ深いほど中にも歯石が多く溜まっていますので、施術時はより痛みを感じます。

歯周ポケットの内部にある歯石を除去をした後は、歯茎が一時的に炎症を起こしてます。

深い歯周ポケットの中にある歯石を取った後はより痛みを感じることもありますが、歯茎は徐々に引き締まってきますので安心してください。

歯茎が引き締まるまでは、冷たいものや熱いもの、辛いもの、など刺激の強いものは食べるのを控えましょう。

歯石除去の後の痛みは、刺激のある食べ物を控えたり、しばらくの間は歯ブラシで強くブラッシングするのを控えておくと、徐々に歯茎が引き締まってきます。

これまで付着していた歯石の除去をしたため、神経も過敏になっていますが、2～3日もすると痛みも落ち着いてきます。

しかし、歯石除去で痛みを感じたということは、これまでの口内環境がとても悪かったということでもあります。

歯肉炎や歯周病などは、自分で自覚症状がないまま病気が進行していきます。

とくに歯周病は、口内で歯周病菌が繁殖し、歯茎や歯周組織にまで炎症がおよび、気付けば歯を失う可能性もある恐ろしい病気です。

歯周病を防ぐためにも、口内環境は意識的整えていくようにしなければなりません。

歯石が多く付着している時は、口内環境が悪化している時です。

口内に溜まった歯垢が48時間経過すると歯石になります。

歯石にもまた歯垢がつきやすくなり、その歯垢が歯石になり、どんどん歯石の量が増えていくのです。

歯垢は最近の塊であるため、歯石にも細菌がたくさん棲んでいるということになります。

この最近はメチルメルカプタンなどの悪臭を発するため、これがそのまま口臭となってしまうのです。

細菌の発するガスは相当に臭いので、強烈な口臭がしてしまいます。

歯医者さんでこまめに歯石除去をしている人は痛みも出にくいです。

ずっと放置して溜まってしまい強固に張り付いた歯石の除去は、取る時も大変で痛みがどうしても出やすいです。

出来れば3か月に1度は定期的な歯石除去をするようにしましょう。

歯石が強固に固まらないうちに除去することがオススメです。

口臭の原因となる歯石を除去することもとても大切ですが、普段から意識的に口臭対策をしていくことが重要です。

口臭の原因となるのは、口内環境が原因の口臭、生活の乱れによって起こる口臭、食事による口臭、病気による口臭と、様々な原因があります。

口内環境以外の口臭であれば、歯磨きだけでは口臭を予防することは出来ませんので、口臭対策サプリメントを飲むこともオススメです。

口臭対策は根本改善が必要なのですが、口臭の原因そのものに効く用に作られた口臭対策サプリメントなら、即効性もあり体内の臭い成分から改善してくれるので、もう口臭で悩まなくてもすみます。

口臭対策サプリメントも上手に摂り入れながら、口臭対策を日々しっかりしておきましょう。