酵素で口臭の原因が消える?酵素と口臭の関係

酵素で口臭の原因が消える?酵素と口臭の関係

人とコミュニケーションを取る時、気になってしまうのが口臭です。

口臭は男女問わず悩みのNo.1です。

口臭がするでは?と気になってもなかなか人には相談しづらいので、一人で悩みを抱えている人も多いのです。

きちんと歯磨きをしているのに口臭が気になってしまう、そんな時はありませんか?

そんな口臭に酵素が関係しているのです。

酵素と口臭はどのような関係なのでしょう?口臭の原因を見てき、適切な対処が出来るようにしましょう。

酵素が不足すると口臭が臭くなりやすい

近頃注目されている酵素(Enzyme)。

酵素は、摂取した食べ物を体の中で効率よく吸収してエネルギー消費させる、体にとってはなくてはならない成分です。

しかし体に疲れが溜まって生活習慣が乱れたり、過度なストレスがかかったりすると、体の大敵である活性酸素が大量発生してしまいます。

すると免疫機能が低下して酵素が不足してしまいます。

以下のことに心当たりはないでしょうか?

  • よく噛まないで食べる
  • 過剰なストレスがある
  • ハードワークである
  • 加工食品やインスタント食品を良く食べる
  • 飲酒・喫煙をする
  • 睡眠不足
  • 食品添加物を多く摂取する
  • 白砂糖・植物油など生成された食品を多くとる

これらに当てはまる人は、酵素が不足している可能性があります。

中でも、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)という酵素が不足することで、口臭や体臭の原因になると言われています。

口臭の為ではなく生きるために必要な酵素とは

酵素は、私たちの体内の化学反応に対しての触媒として働いています。

消化・吸収・排泄・呼吸といった生命維持機能はもちろん、普段無意識にしているまばたきやくしゃみなども酵素が関係しています。

体内の酵素が枯渇すると、あらゆる生命が生きていくことが出来なくなると言われるほどに大切な役割をしています。

酵素は現在判明しているものだけでも4,000種類程あります。

体内の酵素は大きく分けて、2つです。

消化酵素
消化器官の中で、食べたものを分解して吸収しやすくする働きをします
代謝酵素
吸収した栄養素やビタミン・ミネラルと結合して、内臓、血液、骨格など細胞の新陳代謝を促します。

私たちになじみの深い酵素では次の3つがあります。

リパーゼ
脂肪を脂肪酸に分解します
アミラーゼ
唾液に含まれて、でんぷんをブドウ糖に変える
プロテアーゼ
タンパク質をアミノ酸に分解する

最近話題の酵素であるスーパーオキシドディスムターゼ酵素は、強い抗酸化作用があります。

このスーパーオキシドディスムターゼ酵素が活性酸素に働きかけて、酸素と過酸化水素に分解して無害物質に変換してくれるのです。

スーパーオキシドディスムターゼ酵素が不足すると体を守るべき免疫細胞も減り、老化現象が急激に進みます。

消化酵素が不足すると内臓の働きが悪くなり口臭の原因に

消化酵素が不足すると、特定の病気を患っているわけではないのに、なんとなく長く体調不良が続く状態になってしまいます。

やる気が起こらない、体がだるいなどの症状から、げっぷが多くなる、排尿に時間がかかる、便秘や下痢を繰り返す、など内臓の働きが悪くなってきます。

食べ物を分解するためにも消化酵素が必要ですが、消化酵素が不足すると体内に消化しきれない食べ物が残ってしまいます。

残った食べ物は腐敗して悪臭を発し、悪臭が血液に取り込まれて全身を巡り、肺に達して気化され口臭となってしまうのです。

このように消化酵素が不足すると内臓はどんどん疲れてしまい、これに伴い口臭もきつくなります。

不足しがちな酵素を補い体臭を改善する方法

私たちの体を健康にする酵素は、生きていく上で欠かせない重要な物質です。

酵素はストレスの影響を大きく受けます。

多忙な仕事、過密スケジュール、人間関係、神経の使い過ぎ、勉強、など現代社会にストレスの原因は溢れています。

ストレスが酵素不足につながり、口臭の原因を作ってしまうのです。

酵素で内臓の働きを整えて口臭の原因を防ぐ

酵素を摂取すると口臭が改善されるのは、酵素には消化・吸収をサポートしてくれる働きがあるからです。

酵素には、たくさんの善玉菌が含まれていて、腸内環境を整えるのにもとても役立ちます。

口臭に腸内環境が関係していることは、あまりピンと来ないかもしれませんが、含硫アミノ酸や動物性脂肪を多く摂りすぎると、食べ物が腸内に残って腐敗してしまい悪玉菌の数が増殖してしまうのです。

悪玉菌が増えると腸内環境は悪化します。

悪玉菌の発するガスが腸内に充満し、腸壁から血液に取り込まれて全身を巡り、肺に達して気化され呼吸となり口臭となってしまうのです。

このように酵素が不足すると、解毒・排泄機能の低下・免疫力の低下などあらゆるトラブルの原因になるため、口臭もきつくなっていくのです。

生活習慣を改善して、酵素を体外からも摂りいれながら、酵素で内臓の働きに余裕が出るように整えて、内臓本来の働きが出来るようにしなければなりません。

消化酵素が摂取できる食品

体内ではあらゆる場所で酵素が働いています。

代謝をコントロールして、食べ物をきちんと消化し、栄養分を吸収するために、体内では何千種類という酵素が働いています。

中でも消化酵素は体内で作り出される酵素の働きだけでは追い付かないので、食べ物から摂取していくことが大切です。

伝統的な日本食には、酵素が多く含まれています。

酵素が多く含まれる食品
  • 納豆
  • 漬物
  • 海藻
  • 豆類
  • 生野菜など

なんとなく体がだるい、疲れが取れない、口臭がするという人は、酵素不足が大きく関わっている可能性があります。

人間が一生のうちに使える酵素は限られていて、体内の酵素ばかりに頼っていると、消化で精一杯になり肝心の代謝活動に回らなくなってしまうのです。

ですので、酵素は食べ物から摂取して補っていきましょう。

酵素と合わせて、ビタミンミネラルをとる

酵素は健康のためや口臭のためにもとても良い食品ですが、中には単独では働かないものもあります。

酵素とは触媒なので、酵素が媒介するほとんどの化学反応で、酵素と材料と、それ以外の物質が関係しています。

酵素が正常に働くために酵素に繋がって働く補因子というものがあります。

ビタミン・ミネラルは補因子として、酵素の働きのために必須な栄養素です。

補因子の特徴は、酵素に直接取り付いて作用することです。

補因子である補酵素として働くビタミンは、ビタミンB群すべて、ビタミンC、ビタミンK、コエンザイムQ10、リボ酸などがあります。

補酵素は、複数の酵素に働く場合もあるため、ビタミンが1つ不足するだけで、様々な体調不良につながることもあります。

酵素を効果的に働かせるためにも、酵素と合わせてビタミン・ミネラルを意識的に取るようにしましょう。

ダイエット中など食生活の改善が難し場合はサプリメントも効果的

私たちの体は、食べたもので作られています。

今食べたものが3年後の体を作るとも言われているほど、食は今だけでなく将来の体づくりにもつながるのです。

しかし、ダイエット中など酵素を食べ物から取ることが難しい場合は、酵素・ビタミン・ミネラルが含まれたサプリメントを摂ることもオススメです。

規則正しい食事を心がけ、不足する分はサプリメントを効果的に摂るようにして、基礎栄養を補っていきましょう。

酵素の内臓の働き良くします。内臓が悪いと口臭の原因に

酵素は、私たちのあらゆる部分に関わっています。

炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維を含む6大栄養素のすべてに酵素が関わっています。

酵素は消化・吸収のサポートも大きくしています。

消化・吸収が悪くなると、内臓、特に胃腸に大きくダメージを与えます。

口臭は、一見何も関係なさそうに見えて、腸内環境が悪化すると口臭もきつくなってしまいます。

口臭のためだけでなく、自分の体のためにも腸内環境を整えていくためにも酵素を含む食品を食事に取り入れましょう。