健康で豊かなな暮らしをするためにも毎日の食事はとても大切です。
食事が美味しいと家族みんながパワフルになります。
しかし食べ物の中でも糖分や乳製品といったものは口臭の原因となります。
最近では糖質制限なども流行していますが、やはり糖分は体を大きく変化させます。
ここでは、糖分や乳製品の口臭への影響についてご紹介致します。
目次
糖分と乳製品が口臭を発生させる2つの原因!
牛乳を飲んだあと、なんとなく口が臭いなと感じたことはありませんか?
牛乳には糖分も含まれていますし、その他にも口臭の原因となる要素が複数あります。
まずはなぜ牛乳によって口臭が発生するのかを知りましょう。
デンプンや糖分がバクテリアを増殖させる!
乳製品には揮発性硫黄物のもとになる含硫アミノ酸が多く含まれています。
揮発性硫黄物とは口臭ガスの一種ですが、他にも牛乳に含まれる窒素化合物も口臭の原因となってしまいます。
さらに乳製品はタンパク質が豊富です。
乳製品に含まれるたんぱく質が細菌によって分解されて、口臭のもとになる成分が作られてしまいます。
乳製品の中でもチーズは含硫アミノ酸が特に多い食品で発酵食品でもあります。
含硫アミノ酸は口臭の原因にもなりますが、体内に取り入れられてしまった貴金属などを取り除く効果がありますのでメリットも多いのですが、チーズを食べた後硫黄のような臭いがするのは、この含硫アミノ酸が口臭の原因となっているのです。
口臭対策としては、乳製品を食べた後はきちんとケアすることが必要です。
また糖分も口臭の原因となってしまいます。
多くの料理や市販の食べ物には、ほとんどと言っていいほど砂糖が使われています。
砂糖の糖分は、口の中で噛み砕かれることによって、デンプンとブドウ糖に分解されます。
デンプンとブドウ糖が口の中に残ってしまうと、歯のエナメル質を溶かして虫歯になってしまうのです。
虫歯があるということは、口の中で虫歯菌などの細菌やバクテリアが繁殖している状態であり、それが口臭の原因になってしまうのです。
糖分は固形物でなく、液体のジュースにも多く含まれます。
日ごろからジュースが好きで良く飲んでいる人は、常に糖分を多く摂取しているということになります。
この状態では糖尿病になる確率も上がっていきます。
糖尿病の人はアセトンという物質が体内に増加してしまい、それが口臭の原因にもつながります。
アセトンからの口臭は、甘酸っぱい腐った食べ物のような、独特な臭いの口臭です。
アセトン臭とは?原因と対策方法を徹底解説!!歯の隙間に入った食べカスがバクテリアの住処になり臭いの原因に!
食事をすると、どうしても口の中に食べカスが残ってしまいます。
口臭の原因としても大きな要素である歯の隙間に入ってしまった食べカス。
食べカスがあると細菌が食べカスを栄養源にして繁殖し、どんどん増殖していきます。
この細菌の塊が歯垢です。
歯垢には、1mgにつき約1億個以上の細菌が含まれていると言われています。
歯垢は悪臭を放つバクテリア「嫌気性菌」の住処になってしまうため口臭の原因になってしまうのです。
口臭の原因!バクテリアが増える原因と簡単で効果的な対策方法!糖分を取った後の2つの口臭予防方法!
ほとんどの食品に糖分が含まれているため、完全に糖分を摂らないようにすることは難しいです。
しかし糖分は取った後の対策をきちんとしておけば、口臭の原因にはなりません。
水やお茶でしっかり糖質を流し込む!
水やお茶などの糖分が含まれていない飲み物を、食事と一緒に取るのも効果的です。
水分は、食事でとった糖質を口の中に残さないように流し込んでくれます。
お茶にはカテキン成分が含まれていますので、口の中を殺菌してくる作用があり、食事中の飲み物としてはオススメです。
口をゆすぐ、軽い歯磨きをする!
歯磨きは、食後できるだけすぐにするようにしましょう。
食べてからすぐに、細菌のエサになる食べカスや糖分を歯磨きで取り除いたほうが口臭には効果的なのです。
食後はできるだけ10分以内に歯磨きをして、食べカスや汚れを取り除いてあげましょう。
歯磨きが出来ない時は、口をゆすいであげるだけでも違います。
口臭のもとになる臭い成分は、口の中の粘膜や歯の根元など、いろいろなところに付着してしまいます。
歯磨きや口をゆすぐことで、しっかりと対策をしていきましょう。
汚れが目に見えるマウスウォッシュランキングまとめ
口臭の原因となる食べ物を食べてしまっても、しっかり対策をしていくと口臭が改善されます。
口臭を気にし過ぎてストレスがかかってしまっては、更に口臭を悪化させることになってしまいます。
清潔な口内環境は、日々のコツコツとした努力で保たれていきます。
意識的に口の中のケアをしていきましょう。