【保存版】朝の口臭を徹底対策!睡眠前後の9つの習慣

【保存版】朝の口臭を徹底対策!睡眠前後の9つの習慣

口臭は、男女問わずに気にする臭いです。

5人に1人が口臭を気にしていると言われています。

口臭は自分自身も不快ですが、話す相手はもっと不快な思いをしているかもしれません。

とくに寝起きの口臭は強いので、しっかり対策をしていきたいところです。

朝の口臭は1日の中でトップレベルの強烈さ!?

生理的要因の口臭で最も強いのが朝の口臭です。

空腹時よりも、緊張時よりも、飲酒よりもはるかにキツイ朝の口臭。

モーニングブレスと呼ばれるくらい多くの人が口臭で悩んでいるのです。

改善するには徹底した口臭対策が必須です。

では、なぜ朝の口臭は強いのでしょうか?

朝の口臭対策!寝る前にやるべき5つの習慣

朝の口臭が強い原因として、睡眠時には口の中に唾液が少なくなることが挙げられます。

唾液の量が減ると、口の中が乾燥してしまい細菌が増殖してしまいます。

口の中に食べかすがある場合や、舌に汚れが付いている場合は、それらが細菌のエサになってしまい細菌が増殖してしまうのです。

睡眠中に活動する細菌を防ぐためにも寝る前にはきちんと対策をして、口内の細菌を防ぐようにしましょう。

睡眠直前に歯みがきをする

寝る前に歯磨きをすることはとても大切です。

とくに睡眠中は細菌が増えやすくなるので、夕食後に歯磨きをしていても、寝る直前にもう一度歯を磨くことが効果的です。

寝る前に歯磨きをしていても、歯磨きにかけている時間が短い人は口臭がしているかもしれません。

そんな時は、丁寧に歯磨きがされていない可能性があります。

歯磨きの時間が短かったり適当であると、口の中の雑菌を除去することは難しいです。

歯磨きは5分以上かけて丁寧に隅々まで歯を磨くことが大切です。

食べカスは口臭の原因になってしまいます。

必要に応じてデンタルフロスや歯間ブラシを使い、歯ブラシだけでは取りにくい歯と歯の隙間にたまった汚れもきちんと落としておきましょう。

寝る前に口内をマウスウォッシュでうがいして殺菌することもオススメです。

水分を多めにとる

口の中の乾燥を防ぐためにも、寝る前に適切な量の水分を取ることも大切です。

寝ている時は唾液の分泌量が減るため口の中が乾燥しやすくなります。

また、睡眠中は汗もかきます。

寝る前に水分を取るようにすると、口の中が保湿されて、体内にも十分な水分をキープできるのです。

アルコールが入った飲み物は、アルコールを分解するときに体内の水分を利用するため、水分がかなり奪われてしまいます。

そうなると口の中も乾燥するため、細菌が増えやすくなってしまいます。

アルコールは水分を摂取しているのではなく、水分を奪うだけなのです。

口臭予防の観点からも、寝る前にアルコールの入った飲料は飲まない方が良いでしょう。

水分不足は口臭の原因に!水分不足と口臭の関係

マスクをして寝る

マスクをして眠ると、口の中が乾燥状態にならないため、細菌が繁殖するのを防ぐことが出来ます。

細菌は乾燥している状態で活発になるので、マスクをして口の中を乾燥させないようにすれば口臭を防ぐことが出来るのです。

夜眠っている間に、口呼吸になってしまう人は多いです。

口呼吸をすると、口の中に空気がたくさん通ってしまうため乾燥してしまいます。

マスクをして眠ることで、口呼吸を防ぐことも出来ます。

口呼吸は、口臭だけでなくいびきの原因にもなります。

いびきは様々な病気の原因にもなりますので、早めに改善していきましょう。

睡眠中、万が一口呼吸になってしまっていても、マスクをしていればマスク内は湿度を保つことが出来ます。

マスクをして眠ることは、何重にも口の中を潤わせる対策となりますのでとてもオススメです。

飲酒や喫煙を控える

お酒を飲んでから寝ると喉が渇いてしまって、夜中に目覚めたという経験はないでしょうか?これはアルコールが分解される時に、体内の水分がたくさん使われてしまうために喉が渇いてしまうのです。

体内の水分量が減ってしまうと当然唾液の分泌も減ってしまうので、口臭の原因になってしまいます。

晩酌の習慣がある人は口臭に注意するためにも、お酒を飲み過ぎないようにすることが大切です。

お酒を飲む時は、同時に水分も取るようにすることも心がけましょう。

タバコも口臭の原因になります。

タバコに含まれるニコチンは、歯周病を悪化させてしまいます。

歯にヤニがつくと独特のにおいを発するために更に口臭が悪化するだけでなく、見た目にも美しくないため残念な印象になってしまいます。

歯についてしまったヤニは、歯科で定期的に掃除してもらうことも大切です。

1番良い方法は禁煙することです。

口臭のためだけでなく体のことを考えても、出来ればタバコはやめたり控えめにする方が良いでしょう。

アルコール・お酒が口臭を悪化させる6つの原因と対策を徹底解説

夜食を控える

夜寝る前におなかがすいたからといって夜食を食べることは、胃に負担がかかってしまい、胃の不調からの口臭の原因にもなってしまいます。

また寝る前に食事をすると、口の中のphが賛成に傾いたままになってしまうため、むし歯になりやすくなります。

むし歯も口臭の原因となりますので、夜食は控えた方が良いでしょう。

つい食べちゃうそのお菓子!口臭の原因になる2つの理由と対策とは? つい食べちゃうそのお菓子!口臭の原因になる2つの理由と対策とは?

朝の口臭対策!起床後にやるべき4つの習慣

睡眠中に乾燥した口の中は細菌の活動も活発になっています。

活発になった細菌をおさえるためにも、起床後は以下のことを気を付けて実践してみましょう。

起床直後に水を飲む

寝る前と同様に、朝起きてすぐに水分をとることで、ある程度朝の口臭をカバーすることが出来ます。

寝起き直後に唾液を出そうとしても、夜眠っている間は水分を摂取できていないため難しいのです。

朝起きてからも体内からは水分が失われて行っていますので、寝起きはしっかりとお水を飲むようにしましょう。

その時もジュースなどではなく、お水を飲むことが大事です。

水は無臭なので吸収も早く、口臭を悪化させることはありません。

口臭を消すために臭いの強い飲み物を飲んだ場合、お互いの臭いが強調してしまいさらに口臭が悪化する可能性もあります。

体内を潤わせて口臭を軽減させるには、無臭の水を飲むことがベストなのです。

起床後にも歯みがきをする

眠っている間は口の中が乾燥するため、どうしても細菌が発生してしまっています。

その細菌を洗い流す意味でも、起床後の歯磨きは大切です。

前日の寝る前にしっかり歯を磨いたからと言って朝歯を磨かなかったり、適当に歯磨きをすることはNGです。

またマウスウォッシュでうがいして、口の中を殺菌することもオススメです。

汚れが目に見えるマウスウォッシュランキング 汚れが目に見えるマウスウォッシュランキング

舌苔がある場合は軽く舌みがきもする

口臭の原因になる口の中の汚れは、歯だけはありません。

舌が白くなっていないでしょうか?舌が白い人は舌苔(ぜったい)の症状が出ています。

舌にも食べかすが付くため細菌の温床となっています。

舌苔(白い舌)がある場合は、舌専用のクリーナーで軽くこすって舌磨きもしましょう。

ただし、舌の組織はとてもデリケートなので、舌が白いからといって強く長くこすらないことが大切です。

はちみつや重曹を使った簡単な舌苔の取り方

朝食を食べる

寝起きに口臭が強い人は、きちんと歯磨きをしてから朝食をしっかり食べるようにしましょう。

朝食をしっかりとることで、空腹時の口臭も防げますし、唾液の分泌も増えて口内が潤ってきます。

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朝の口臭対策まとめ

寝起きの口臭がひどい人の共通点は以下の通りです。

  • 寝る前に歯磨きをしていない
  • 歯間ブラシ・デンタルフロスを使っていない
  • 寝る前にお酒を飲んでいる
  • タバコを吸う
  • 舌が白くなっている
  • 口呼吸になっている

寝起きの口臭は誰にでもあることですが、原因がわかれば対策を取って改善していくことは出来ます。

朝の口臭を防ぐには、寝る前にきちんと歯磨きをして口の中を清潔に保っておくことと、睡眠中に唾液の分泌を促すことが大切です。

あまりにも口臭がきつい場合は、病気の可能性もあります。

歯周病や鼻炎が原因で口臭がきつくなる場合もありますので、病院で受診してみても良いかもしれません。

口臭を気にしてコミュニケーションを避けるのはつらいですので、しっかり口臭対策をして楽しい会話が出来るようにしていきましょう。