胃酸過多の口臭って酸っぱいの?逆流性食道炎におすすめのサプリメントはコチラ!

人には生理的口臭というものがあり朝起きた時、空腹時、緊張時など、口臭が強くなる時があります。口臭ケアとして、日々の歯磨きをきちんとするセルフケアは必須です。

しかし、きちんと歯磨きをしているのに、口臭が酸っぱいと感じる時はありませんか?実は口臭が酸っぱい時はいくつかの原因があります。特に酸っぱい口臭がすることを胃酸過多と言います。最近ではアイコスを吸うことで胃酸過多の口臭になるのではないかとも言われています。

胃酸過多の特徴である酸っぱい口臭について、酸っぱい口臭の対策方法などを詳しく見ていきましょう。

口呼吸は厳禁!口内に潤いを

口内が乾燥してしまうと、ドライマウスの症状になり口臭が酸っぱい臭いになってしまいます。特に口呼吸は、口内に空気が通りやすくなり、すぐに唾液が蒸発し乾燥してしまいます。その影響で口の中に細菌が繁殖しやすくなり口臭の原因になります。

口呼吸は百害あって一利なしと言われるほどにデメリットが大きいです。大人だけでなく子どもや赤ちゃんも口呼吸による口臭は多いので大人が注意して見守りましょう。

鼻で呼吸をせずに口だけで口呼吸をしていると、口臭が酸っぱくなるだけでなく歯並びが悪くなるなどの容姿にも影響して来ます。また口呼吸はダイレクトに空気を吸い込みますので、細菌やウイルスをそのまま体内に吸い込むことになります。病気にかかりやすくなるので口呼吸は早めに改善するようにしましょう。

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胃酸過多にならないように気を付ける

酸っぱい口臭の原因に胃酸がたくさん分泌されすぎてしまう胃酸過多があります。胃酸は胃の中で食べ物を消化するために分泌される液体で強い酸性が特徴です。

胃酸が口に上がってくると強い酸が上がってくるので酸っぱい口臭がしてしまいます。胃もたれ、胸やけ、お腹の張りがある人は胃酸が上がって来やすくなります。

胃酸は適度に分泌されることが望ましいのですが、ストレスや睡眠不足が続くと自律神経の乱れが生じ胃酸が過剰に分泌されます。胃酸過多にならないようにするには、胃の負担を軽くすることが第一です。

胃に優しい食生活や、ストレスを溜め込まないようにしましょう。

食べ過ぎ、飲みすぎに注意!バランスの良い食事をとる

食べ過ぎ、飲み過ぎは胃に負担がかかってしまいます。暴飲暴食が続くと胃は消化不良を起こし胃に食べ物が停滞してしまい胃の中で腐敗・発酵してしまいます。この臭いはアンモニア臭や発酵臭の強烈な臭いです。

この臭いが胃の中に充満し胃壁から血液に取り込まれて全身を巡り、肺に入って気化され呼気からクサイ臭いがしてしまうのです。暴飲暴食は日常生活の中で起こりますので、意識的に食生活を改善していくことが胃の不調を予防することになります。

塩分の多い食事を過剰に摂りすぎることや野菜不足にも注意して、バランスの良い食事を摂るように心がけましょう。特に食物繊維が含まれている野菜・豆類・海藻類・きのこ類などをしっかり摂ることも大切です。食事と食事の間を5〜6時間ほど空けることも意識してみましょう。

ストレスをため込まない

あなたはストレスを抱えていませんか?以下の項目にいくつ当てはまるでしょうか?

  • よく我慢する
  • 感情的な性格である
  • 睡眠不足が続いている
  • 自分より周りを優先にする
  • 人の誘いをなかなか断れない
  • 過去のことをくよくよと気にする
  • 周りの自分への評価が気になる
  • 人前で話すときに極度に緊張する
  • 相手に合わせて行動することが多い
  • よくイライラするが、人には怒らない
  • 喧嘩をすると長引いて相手への怒りをなかなか忘れられない
2つ以上当てはまることがあった人はストレスを抱え込みやすい人です。

胃は暴飲暴食などの刺激だけでなく、疲労やストレスなどの精神的原因にも影響を受けます。胃は非常にデリケートな臓器で、胃とストレスは密接な関係にあります。

胃腸の消化作用など私たちの体で無意識に行われている体の働きは、自律神経が関係しています。ストレスがかかると自律神経に乱れが生じてしまい、胃腸の働きに影響してしまいます。ストレスが原因で胃が消化不良を起こしたり、慢性胃炎や胃潰瘍に繋がったりする可能性もあります。

胃の健康のためにもストレスをかけない生活を送ることはとても大切なのです。ストレスがかかると自律神経の乱れから唾液の分泌量が減少して口内が乾燥してしまいます。

極度に緊張すると口が渇く状態になる体験をしたことはないでしょうか。これはストレスが原因で自律神経に乱れが生じて、唾液の分泌量が減少していることから起こります。唾液には抗菌・殺菌の役割があるので、唾液の分泌量が減少すると口内は細菌が繁殖しやすい状況になってしまいます。

唾液の分泌量が減少して口内が乾燥すると口臭の原因になるだけでなく舌が白くなる舌苔の症状が出て来ます。舌苔も口臭の原因になってしまいます。

口臭対策は口内の乾燥を防ぐことが第一条件です。リラックスした状態では、口内に十分に唾液が分泌されるので口臭や舌苔を予防することが出来ます。ストレス解消には、リラックスする時間を持つことも大切です。

お風呂の湯船にゆっくり浸かる、など1日の中でリラックス出来る時間を確保するようにしましょう。そして良質な睡眠を取るために、寝る前はスマホなどの画面を見ないようにすることを心がけましょう。

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ダイエットによる低栄養でも酸っぱい臭いが出る

私達の体は糖質からエネルギーを作り出しています。

過度なダイエットや糖質制限のダイエットは、無理やり炭水化物などの糖質を抜くため、体はエネルギーになる糖質に変わるものをエネルギーにしようとし始めます。そこで体にある中性脂肪や筋肉をエネルギー源にしようとすると、肝臓でケトン体という副産物が発生します。

ケトン体は、アセトン・アセト酢酸・β-ヒドロキシ酪酸から構成され酸っぱい臭いがするのが特徴です。ケトン体は肝臓で分解させることが出来ないので体内を巡ってしまいます。

肺に達して聞かされ口臭になり、毛穴からは体臭として排出されてしまうのです。ダイエットで綺麗になろうとしても、口臭や体臭がきつくなってしまってはマイナスイメージになってしまいます。過度なダイエットは避けて、運動とバランス良い食事で健康的にダイエットをしていくようにしましょう。

糖尿病でも同じような臭いが出ることがある

糖尿病の人は甘酸っぱい臭いがすると言われますが、糖尿病の人の体臭の原因もケトン体です。糖尿病の人は、膵臓から分泌されるインスリンが不足します。

インスリンは糖の代謝をコントロールして、血糖値を一定に保つ働きをするのですが、インスリンが不足すると糖からエネルギーを作り出せなくなります。

その代わりに、脂肪やたんぱく質を分解してエネルギーを確保しようとするのですが、その過程でケトン体が作られてしまいます。ケトン体が全身を巡ることでアセトン臭がしてしまうのです。

気を付けても治らない場合は病院で検査する

胃酸が常に過剰分泌されていると逆流性食道炎の症状が出始めます。逆流性食道炎は食事の欧米化などにより近年日本人にとても多い病気です。

逆流性食道炎になると、げっぷや吐き気が続き酸っぱい液体が胃から上がってくる感じの症状が続きます。これが酸っぱい口臭になるのです。

これは呑酸(どんさん)と呼ばれる症状で、胃酸のような酸っぱいものが喉や口に込み上げてくる症状で鼻にツンとくるような酸っぱい臭いがします。この呑酸が呼気に混ざり嫌な口臭になってしまうのです。

逆流性食道炎など胃の病気は自分で注意しながら意識的に生活改善することも大切です。眠る時には枕を高くする喫煙者は禁煙してみるなども有効な対策です。

日頃からストレスを抱えている人は慢性的に胃が悪くなってしまうことも多いです。症状が軽い時ほど改善までも時間がかからないため、酸っぱい口臭が気になる人は一度病院で検査をしてもらうこともオススメします。

病院では以下の薬が処方されます。

  • タケプロン
  • ガスター10
  • オメプラール

ガスター10は市販薬でもありますが、病院できちんと検査をして診断してもらい、自分の症状にあった薬を処方してもらうことが大切です。

時には薬やサプリメントに頼る

口臭が気になる、でも大事な人と会う予定がある、そんな時は薬や口臭サプリメントを飲むこともオススメです。

薬局で購入することが出来るサクロフィールは、葉緑素から作られた口臭対策薬です。銅クロロフィリンナトリウムを成分として、体の中にある臭いの原因物質に作用して口臭を改善してくれます。また日常手軽に摂取できる口臭対策サプリメントを摂取することもオススメです。

口臭対策サプリメントは胃の働きを良くさせ、臭いの原因そのものに作用するように出来ていますので、口内が原因の口臭と体内が原因の口臭のどちらにも作用してくれます。

毎日忙しくて胃に優しい生活を送ることが難しい人は、口臭サプリメントを試してみるのも良いでしょう。

酸っぱい臭い、腐敗臭が治らない時は胃腸障害の可能性があるので要注意

胃の障害が原因の口臭

酸っぱい口臭がする時は、胃腸が弱っている可能性があります。特に胃の障害は、酸っぱい口臭に繋がります。

胃のトラブルは、以下のような症状があります。

  • 胃炎
  • 胃痛
  • 胃潰瘍
  • 胃がん
  • 逆流性食道炎

特に最近多い逆流性食道炎は、胃酸や十二指腸液などの胃液が食道に逆流して来ます。胃酸は強烈な賛成なので、逆流してきた食道の粘膜が炎症を起こしてしまいます。

さらに呑酸(どんさん)と言って、酸っぱいものが喉まで上がってくるので強烈な刺激臭がします。液体と混ざり、消化不良の食べ物も上がってきて喉に付着してしまうこともあり、喉から強烈な腐敗臭がします。

腎機能障害が原因の口臭

腎臓は腰のあたりにあるそら豆のような形の臓器で、体にとってとても重要な役割をしています。

腎臓は、血液をろ過するフィルターの役割をしていて、血液中の塩分や老廃物は腎臓でろ過され、老廃物として排出されています。その際、体にとって必要なものは吸収して血液に運んでくれています。

腎機能が衰えてくると、尿が排出されなくなり、体に老廃物である尿素がどんどん蓄積されてしまいます。尿素は血液胃取り込まれて全身を巡り、肺に達して気化され呼気となり、アンモニア臭の口臭がしてしまうのです。

アンモニア臭とは、おしっこ臭いようなツーンとした臭いの口臭です。さらに腎臓は、塩分と水分の排出量も調整しています。

腎機能が低下すると体内の塩分濃度やイオンバランスが崩れるため、体液量の調整がうまくいかなくなり、むくみやめまいなどの症状が出始めます。

また腎臓は、カルシウムを吸収するために必要な活性型ビタミンDを作るためのホルモンを製造しています。腎臓の不調からビタミンDが不足すると、骨粗鬆症などの原因になってしまいます。

肝機能障害が原因の口臭

肝臓は体の中でとても重要な役割をしています。

  1. 代謝を促す
    栄養として取り込まれた食物は、そのままの形では吸収されないため、肝臓で代謝を行い、身体中へ栄養素として働くように作用しています。
  2. 胆汁の生成
    脂肪の消化吸収を促進したり、肝臓で処理された不要な物質を除去する働きがある胆汁を作り、胆嚢へ送っています。
  3. エネルギーの貯蓄
    脳が休みなく働くためにエネルギー供給ができるためのためのブドウ糖を、グリコーゲンという形で肝臓に貯蓄する役割があります。
  4. 解毒作用
    中でももっとも重要な働きをするのが解毒作用です肝臓は体内に入ってくるアルコールや薬などの有毒物質を分解して解毒をしてくれます。また血中に蓄積した乳酸を糖に変える作用もあります。

この解毒作用の過程で、アンモニアが発生します。このアンモニアを尿素に変えるのが肝臓の役割なのですが、肝機能が弱まると、アンモニアを処理する力も弱まってしまいます。

すると尿として排出されなくなってしまうために、アンモニアが全身を巡り、肺に達して気化され呼気となり、アンモニア臭・ドブの臭い・ネズミのような臭いの口臭がしてしまいます。

肝臓は沈黙の臓器とも言われるほど、肝機能障害の初期は自覚症状もありません。

肝機能障害の初期の頃はドブやカビの臭い、排水溝やネズミのような臭いの口臭がし始めます。肝機能がどんどん悪化すると、アンモニアの口臭がするようになります。

口臭がアンモニア臭になったら、体が重篤な症状であるというサインの可能性が高いので、早めに病院を受診しましょう。

生活習慣の改善が第一!体調は口内環境にも影響する

酸っぱい口臭は、生活習慣、食生活を改善することが重要ポイントになります。

  • 暴飲暴食をしない
  • 良質な睡眠を取る
  • 適度な運動をする
  • 飲酒、喫煙を控える
  • 過度なダイエットをしない
  • ストレスを溜めずリラックスする時間を持つ
  • 辛いもの、刺激物、塩分が多い食品を摂りすぎない

体調は口内環境に影響します。上記のことに気をつけながら、意識的に生活習慣を改善していきましょう。