マスクをし続けると口臭が臭くなる?隠すことができない臭いの秘密とは

口臭が気になるからとマスクをつけている人、それは口臭を改善することにはなりません。

マスクをすることで、話をする相手に対してはその場しのぎの一時的な応急処置としての口臭予防にはなりますが、実はデメリットも多いのです。

口臭が改善されないままマスクをつけていると、あなたの口はずっと臭いままです。

その理由と、根本的に口臭を改善していく方法をご紹介していきます。

口臭をマスクで隠す事はできる

マスクをつけると、本来外に放出される口臭はマスクの中にこもります。

とりあえず話し相手に口臭が拡散されてしまうことはないので、口臭がダイレクトに伝わってしまうことは避けられます。

しかし、これでは臭いものにはふたをしろ、の一時的バージョンです。

口臭をマスクで隠すということは少しは出来るのですが、口臭を改善することにはならないのです。

口臭はマスクを通り越して臭う

細菌を完全にガード出来るという立体マスクでも、臭いをシャットダウン出来るわけではありません。

1mほどの距離では口臭が相手に届かなくても、近距離では間違いなく口臭はマスクを通り越してしまうのです。

これは身近な友人や恋人には、確実に口臭が届いてしまうということになります。

息が直接相手に当たらないのでかなり軽減される

マスクをつけるということは、マスクをしていない時と比べると息が相手に直接当たることは避けられるので、口臭がダイレクトに伝わることはありません。

マスクをつけることで、口臭で相手に不快な気持ちをさせてしまうリスクは、マスクをしていない時よりもかなり軽減されます。

マスクの隙間から口臭がはみ出る事がある

マスクをしていても、マスクに隙間があれば口臭がはみ出てしまうことはあります。

立体タイプではない平型タイプのマスクだと隙間が出来やすいので、近距離では口臭が相手に伝わってしまいます。

マスクは鼻の横の部分や顎の部分からは、どうしても息が漏れやすくなってしまいます。

また、昔ながらの小さめのガーゼマスクは肌との密着部分がほぼないので、口臭予防効果はほとんどゼロでしょう。

マスクでの口臭対策は一時的な予防策でしかない

マスクをつけることは、一時的な口臭予防策にはなりますが、口臭を改善する効果は全くありません。

しかもずっとマスクをしていると、マスクがかなりの悪臭になります。

これは唾液が臭いからです。

マスクをつけると、マスクの中で唾液が気化してマスクに付着します。

この唾液の中に、細菌や口臭ガスが混ざっていたら、息をするたびにマスクの中で悪臭がしている状態です。

そして細菌は倍に倍にと増えていきますので、マスクの中でどんどん口臭レベルが悪化していっているのです。

普段から口臭がしている人は、マスクの中はどんどん口臭が充満して、マスク自体も臭くなっていきます。

マスクをしていると、口臭対策としてはデメリットの方が大きくなってしまいます。

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マスクをしている事自体はマイナスでしかない

いくら口臭があるから周りには迷惑をかけたくない、とは言っても、マスクをしていること自体は様々なマイナスイメージになってしまいます。

口臭を防ぐ目的でつけたマスクが、思いがけず大きなデメリットになってしまうのです。

マスクを付ける事自体は一般的に何も思われない

体調の具合が悪い時などは、細菌やウイルスをまき散らさないためにマスクを着用する必要がある場合もあります。

その場合一緒に過ごす相手に、風邪をひいているからマスクを着用させて下さい、と一言お伝えすると良いでしょう。

しかし最近は、若い人の中でもマスクをつけている人がかなり多くなりました。

伊達マスク、という言葉もあるほど、女性はすっぴんの日はマスクをして外に出るのが習慣になっている人も居ます。

テレビなどでよく見る顔の上部分だけの変身メイク番組でも、メイクの仕上がり時にはマスクをかけています。

マスクは冬の風物詩だけでなく日常でも必須アイテムのようになっていますが、こんなにマスクをする人が多いのも、世界の視点から見れば日本だけなのです。

営業時にマスクで表情が隠れるのは致命的

営業や接客業をしている人は、マスクをしていると相手の人が表情を読み取りにくくなるので、印象が悪くなったり、記憶にあまり残らない人になってしまうことがあります。

マスクをつけていると、コミュニケーション中、相手に見えているのは目だけになってしまいます。

すると、そのマスクの下は怒ってるのか、笑っているのかすら相手にはわからないのです。

会社や店舗によっては、仕事中やむ負えない場合のみマスク着用での接客は禁止、とされている職場も多いです。

それほどマスクで表情が隠れてしまうのは、コミュニケーションでのデメリットになってしますのです。

人はコミュニケーションをする際、顔の表情を見ています。

マスクをしている人と話をすると顔が隠れているため、相手からしてみれば本人の気持ちを読みづらく感じるのでコミュニケーションが面倒に感じるのです。

するとだんだん人が離れていきます。

マスクをつけて口臭を予防することは、とてもデメリットが大きいのです。

いつもマスクを付けている人という印象になってしまう

マスクをいつもつけていると、いつもマスクをつけている人、という印象になってしまいます。

あなたの印象が顔や雰囲気でなく、ただのマスクとしてイメージされてしまう可能性もあるのです。

これでは人から自分のことを覚えてもらうことは難しくなってしまいます。

口臭をマスクで防いでいる人の末路はただの口臭がひどい人

口臭と言っても、口の中が原因のことから内臓が原因のことまで、その理由は様々な場所から来ているからです。

口の中が原因で起こる口臭

口臭は、唾液の分泌量の低下と口内の乾燥に大きく影響します。

唾液の分泌量が低下して口内が乾燥状態になり口内に細菌が繁殖し、細菌の発する悪臭ガスが原因で口臭が発生します。

そもそも口臭がある人は口呼吸になっていることが多いです。

口呼吸をすると口の中にダイレクトに空気が通るため口内が乾燥します。

すると口内は細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。

繁殖した細菌の中には虫歯菌や歯周病菌も含まれており、それらの菌が悪臭ガスを発するだけでなく、歯や歯茎が炎症を起こすため、歯がボロボロになってしまいます。

口の中が原因で起こる口臭を防ぐには、日々の口腔ケアがとても重要です。

マスクをしているから、食後も歯磨きをしなくていいや、など考えている人は大きな間違いです。

口がマスクで隠れていても、食事をしたら必ず歯を磨きましょう。

食事の食べカスが口の中に残っていると、口内の細菌のエサになってしまいます。

歯垢・歯石が増える原因にもありますので、清潔な口内環境を心がけ丁寧な歯磨きをしましょう。

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内臓の病気が原因で起こる口臭

内臓の体調不良が原因で口臭がしている場合もあります。

胃腸の不調は口臭にもダイレクトに影響してしまいます。

内臓が消化不良を起こしてしまうと、食べ物や老廃物が内臓に留まってしまい、内臓の中でだんだん腐敗していきます。

その時に出る悪臭が、内臓から血液に取り込まれて全身を巡り、肺に達して気化され口臭となってしまうのです。

肝臓や腎臓などはサイレントキラーと呼ばれるほど、病気になっていても自覚症状がほとんどないのが特徴です。

肝臓・腎臓の不調により起こる口臭は、カビの臭い・どぶの臭い・下水道の臭いなどの強烈な臭いになってしまいます。

どれも内臓の疲れから発せられるにおいでなのです。

内臓が原因とされている口臭ははっきりとした口臭になってしまいますので、1mの距離程度では簡単に口臭が相手に伝わってしまいます。

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手軽に口臭対策をするなら口臭対策サプリがおすすめ

マスクは一時的な口臭予防にしかなりません。

根本から改善しなければ、口臭はなくなることはないのです。

しかし、どうしても人に会わなければならない日や大切な用事がある時などは、手軽に出来る口臭対策として口臭対策サプリメントの使用もオススメです。

口臭対策サプリメントは、働きや消臭効果がそれぞれ違いますが、臭いの原因物質に直接作用して消臭するので手早く口臭を改善するサポートになります。

手軽に口臭対策をしたい人は、口臭対策サプリを1つ携帯しておくこともとてもオススメです。

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